Raffaelloの革職人〜世界一の革職人への
道のり〜

「”才能”なんて信じないよ。
世界で一番努力しているやつが世界一の革職人になれるんだ。」

この世界に入った瞬間から世界一の革職人を目指すことに決めた。
それからというものの一瞬たりとも気を抜いたことはない。
気を抜いている余裕なんてあるわけないよ。
一つ一つの作業が世界一の革職人への大事な過程。
一瞬一瞬に技術と心の全て込めてきた。 作業の一つ一つが世界一の革職人への道のりで、
その努力と経験が積み重なって世界一の技術を形成するんだ。

どんな壁にぶち当たったって、いつだって自分の可能性を信じてやってきたよ

最初にぶち当たった壁は、始めた弟子入りした師匠の技術力の高さと集中力。
手先の器用さには昔から自信があったけど、師匠にだけはどれをとっても敵わないと思った。
今は亡くなってしまったけど、師匠には技術だけじゃなく職人としてのプライドだったりありとあらゆることを教えてもらった。
失礼かもしれないけれど、育ててくれた師匠を超えることがおれなりの師匠への恩返しかな。
って思ってる。
だから、どんな壁があったって乗り越えられる。
そうやって技術を高めて代々受け継いでいくのが職人としての生き方だから。

世界のVIPに革製品を提供する機会に恵まれて世界最高水準の仕事をすることができた。最高峰の舞台で仕事ができた経験は宝物だと思っている。

セレブに向けてオーダーメイドで革製品を作るという職人として最高峰の舞台で経験を積むことができた。そんな経験も師匠からいただいた大切なご縁だ。
20年間、ひたすら要求が厳しいセレブに向けて革製品を作り続けて技術を磨いてきた。
最初は要求される技術の高さについていくのに必死だったんだ。
彼ら、彼女らの要求はいつも凄まじく高いからね。
でも、必死で頑張っているうちに、 いつの間にか当たり前のように世界最高水準の仕事ができるようになった。
今になって振り返ると、師匠はおれを一流の職人に育て上げるためにあえて厳しい環境においてくれたのかな。って感謝している。
持てる技術の全てを注ぎ込みながらも愛情を込めて革製品を作るという心構えが身についたのも、 世界のセレブ相手に最高の革製品を提供するという仕事をしてきたからだ。
愛情を込めると不思議と愛着を持てる革製品が出来上がるんだよ。

「どんなに上手くなったっていつでも改善点はあり続ける。 世界で一番上手になりたいんだ。」

いまは故郷のバングラデシュで家族と暮らしながら革製品作りをしているよ。
ずっと離ればなれになっていたから家族と暮らすことが夢の一つだったんだ。 20年もの歳月をイタリアでVIPに向けた革製品作りに捧げてきたことで格段に上手くなった。
革職人としての修行としては大成功だったね。
世界中どこにいても革製品の製作依頼がひっきりなしに届くんだ。
依頼してくれるお客様の中には「パーフェクトなレザーマイスター!」と褒めていただくこともある。
お客様の出来上がった革製品を手にした際の満足そうな笑顔が見れた時は、本当に嬉しいね。
職人冥利に尽きる思いだよ。 でも、”完璧”なんて思ったことはないよ。
自分が完璧な職人なんて思っているなら、もう革職人をやめている。

改善点はいつだってあり続けるし、
おれはもっともっと上手くなって世界一の革職人になりたいんだ。